桂川さいとう内科循環器クリニック院長・齋藤成達医師の歩みと理念

桂川さいとう内科循環器クリニック 院長紹介 — 齋藤成達 医師の歩み

本記事では、桂川さいとう内科循環器クリニックの院長である齋藤成達(さいとう なるみち)医師の経歴、専門領域、研究実績、パーソナルな一面などを紹介します。医師選びの参考として、またクリニックの雰囲気を知るヒントとしてご覧ください。

院長プロフィール 概要

齋藤成達医師は、2021年9月に京都府京都市西京区の桂川街道・下津林にて開院しました。1998年に医学部を卒業後、主に循環器内科でカテーテル治療に携わってきました。クリニックでは、カテーテル治療だけでなく、循環器疾患の予防、生活習慣病の管理、かかりつけ医としての診療にも力を入れています。

学歴とキャリア

  • 1973年、広島県福山市出身。今津小学校、金光学園中学校・高等学校を卒業。
  • 1992年に京都大学 医学部に入学。在学中はボート部に所属。
  • 1998年、京都大学医学部卒業。同年、附属病院で内科研修を開始。
  • 1999年、社会保険小倉記念病院 内科・循環器内科へ。その後、循環器内科医として本格的なキャリアを歩み始める。
  • 2003〜2007年、京都大学大学院医学研究科で博士号を取得。
  • 2006年には Cardiovascular Research Foundation(Skirball Center)に留学し、国際的な研究経験を積む。
  • 2007年以降、京都大学附属病院、永井病院などで循環器内科医として従事。助教・講師、病棟医長、ハートチーム責任者など多岐にわたる役職を務める。
  • 2021年、桂川さいとう内科循環器クリニックを開院し、現在に至る。

資格・専門領域

齋藤医師は以下のような資格・専門分野を持っています:

  • 日本循環器学会 専門医
  • 日本内科学会 総合内科専門医、内科認定医
  • 医学博士
  • Mendeley(文献管理ソフト)アドバイザー資格

専門分野としては、循環器疾患全般、カテーテル治療、冠動脈疾患、弁膜症などの高度医療から、生活習慣病・予防医療まで幅広く対応しています。

研究・診療実績

これまで、齋藤医師は数値流体解析を用いた冠動脈血流の3Dプリンター活用・シミュレーション研究、経皮的大動脈弁狭窄症に対する治療、医療機器開発など、多岐にわたる研究に携わってきました。

筆頭著者または責任著者として約50編の原著論文を発表し、共著を含めると100編以上の論文に関与しています。主な研究テーマは、冠循環生理の解明、大動脈弁置換術、インターベンション治療の安全性・有効性、3Dモデルを用いた手技シミュレーションなどです。

臨床医としては、病棟医長や血管造影室責任者、ハートチーム責任者として多くの患者の治療に携わってきました。また、国際協力機関 JICA のプロジェクトを通じ、バングラデシュ、エチオピア、ケニアなど発展途上国でのカテーテル治療の普及・指導にも貢献しています。

人柄・プライベートな一面

家庭では、妻と4人の子ども、さらに2匹のウサギ(クラウディ、サニー)と暮らす動物好きな一面があります。

趣味は筋トレと競技プログラミングで、プログラミングコンテストサイトでは「茶色コーダー」の称号を取得した経験もあります。「どちらも素人ですが楽しんで続けています」と語る姿から、親しみやすく多趣味な人物像がうかがえます。

なぜこのクリニックを開いたのか — 想いと理念

長年、大学病院や関連病院で循環器疾患の最前線に携わってきた齋藤医師ですが、「高度医療」だけではなく、「地域のかかりつけ医」として予防医療や生活習慣病管理の重要性を強く感じ、クリニック開院を決意しました。

カテーテル治療や研究・開発に携わってきた経験を活かし、「専門的知見と地域医療の両立」を実現することを理念としています。

まとめ

齋藤成達医師は、大学病院での高度循環器治療・研究のキャリアを経て、現在は地域医療に根ざしたクリニックを運営しています。専門医としての高いスキルと豊富な研究実績、そして家庭的で親しみやすい人柄が融合した医師像は、多くの患者にとって安心できる存在といえるでしょう。

循環器疾患や生活習慣病、予防医療を検討している方、また専門医による診療や研究経験を重視したい方は、ぜひ一度、桂川さいとう内科循環器クリニックに相談してみてはいかがでしょうか。

(情報出典:桂川さいとう内科循環器クリニック 院長紹介