PFO治療可能な病院リスト:日本全国の認定施設を網羅

PFO閉鎖術に対応する全国認定施設一覧

以下は、経カテーテル的心臓短絡疾患治療基準管理委員会(PFOカウンシル)が公開している、「PFO閉鎖栓を用いた経皮的卵円孔開存(PFO)閉鎖術」を実施可能な全国の認定施設リストです。同疾患の治療を検討している方や、ご家族のために病院を探している方にとって、参考になる情報です。

✅ PFO閉鎖術 実施施設とは

「PFO閉鎖栓を用いた経皮的卵円孔開存閉鎖術」は、心臓内の卵円孔開存(PFO)を閉じるためのカテーテル治療法です。
この治療を安全かつ適切に行うため、PFOカウンシルでは一定の条件を満たした医療機関を認定しています。この記事では、その認定施設のうち、公式に「実施可能」と公表されている病院を一覧形式で紹介します。

🏥 全国の認定施設例(一部抜粋)

認定施設は北海道から九州・沖縄まで広く分布しています。以下はその一例です:

  • 手稲渓仁会病院 循環器内科(北海道札幌市)
  • 札幌孝仁会記念病院 循環器内科(北海道札幌市)
  • 旭川医科大学病院 循環器内科(北海道旭川市)
  • 東北大学病院 循環器内科(宮城県仙台市)
  • 筑波大学附属病院(茨城県つくば市)
  • 聖路加国際病院(東京都中央区)
  • 順天堂大学医学部附属順天堂医院(東京都文京区)
  • 東京大学医学部附属病院(東京都文京区)
  • 慶應義塾大学病院(東京都新宿区)
  • 名古屋大学医学部附属病院(愛知県名古屋市)
  • 大阪市立総合医療センター(大阪府大阪市)
  • 大阪大学医学部附属病院(大阪府吹田市)

(※具体的な認定番号や住所、問い合わせ電話番号などは、公式リストでご確認ください。)

📌 全国網羅のメリット

このように、多くの都道府県に認定施設があるため:

  • 居住地に近い医療機関が見つかりやすい
  • セカンドオピニオン先や転院先の選択肢が広がる
  • 地域差なく標準的な治療が受けられる可能性

対応エリアの幅広さ

北海道・東北、関東、東海、関西、中国・四国、九州と、北海道から沖縄まで広く分布しており、都市部だけでなく地方の大学病院や地域病院も多数含まれています。

大学病院や総合病院の安心感

認定を受けている医療機関は、大学附属病院や地域の総合病院が多く、循環器内科を持つ大規模医療機関が中心です。そのため、診断から治療、アフターケアまで一貫した医療体制を期待できます。

🔎 受診時のポイントと注意点

PFO閉鎖術を受ける際は、以下のような点に注意/確認することをおすすめします:

  • あらかじめ「PFO閉鎖術の実施が可能か」を病院に問い合わせる
  • 認定番号・医療機関名を公式リストで確認する(古い情報では対応外の可能性もある)
  • 紹介状や事前検査が必要な場合があるので、医療機関の案内に沿って準備する
  • 術後のフォロー体制(経過観察、心臓内科との連携など)について相談する

💡 参考情報

このリストは、公式サイト「実施施設一覧」によるもので、以下のリンクから確認できます:
全国PFO閉鎖術 実施施設一覧

治療を検討する際は、まずお近くの認定施設に問い合わせ、医師やカウンセラーとよくご相談ください。